2013.12.26

建材トップランナー制度、12月28日に施行 断熱材から

経済産業省は1日、改正エネルギー使用合理化法(省エネ法)に盛り込まれた熱損失防止建築材料への「トップランナー制度」導入で、外壁などに使う断熱材・保温材と、窓に使用するガラスとサッシを制度対象建材として選定した。このうち、住宅・建築向け断熱用途として出荷されている繊維系のグラスウールとロックウール断熱材、発泡プラスチック系の押出法ポリスチレンフォーム保温材の3つを、制度の対象範囲とする方針を固めた。「2013年内に制度をルール化し、関係法令を公布、施行する」

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住宅・建築物の一層の省エネに向け、建材にトップランナー制度が導入されることで、設計事務所やハウスメーカー、工務店、ゼネコンなどは今後、熱損失性能の優れた断熱材を選ぶことが求められる。また、断熱材の持つ性能が正しく発揮されるよう、断熱材のより適切な施工も必要になる。

 断熱材製造事業者には、高性能化の技術開発による優れた製品開発とともに、高性能断熱材普及に向け、設計事務所や施工者に対し、優れた断熱材の選択と適切な施工に役立つ情報提供に努めることになる。制度対象建材の選定や断熱材の制度対象範囲、3断熱材・保温材の性能評価指標や測定方法、目標基準値などの案は、経産省が総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の下に新たに設け、1日初会合を開いた「建築材料等判断基準ワーキンググループ(WG)」に示した。WGは議論の成果を断熱材に関する中間報告案としてまとめる。中間報告案に対する一般意見を募った上で、中間報告を策定。

関係法令を年内にも公布し、施行となる。経産省は、窓に使用するガラスとサッシについて、断熱材に続き、年内に制度対象範囲や目標基準値などの詳細な制度設計に入る予定だ。

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