2013.04.27

そもそものお話し。私は・・・③

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そもそものお話。私は・・・② の続き

 

リフォームは、床下に潜ったり、天井裏に上がったりと、事前に建物を調べる事が多くあります。
ただ、お客様は床下や天井裏などは、通常見る機会はありませんよね。
私はリフォームのご提案をする上で、その家がどういう造りをしているか。
それを自分の目で確かめないと気が済まない性格でしたので、よく潜ったり上がったりしていました。
しっかりと建てられている家が多い中、お客さまに正直にお伝えしにくい家もありました。
構造材として、あるべきものがない。
あるにはあるが、通常の半分しかない柱。
レンガを積み上げただけの基礎。
そんな家もたくさんありました。

お客様は、自分の家がそんな事になっているなんてみじんも思いません。
さすがに、現状をお伝えした時の、お客様の落胆ぶりは見るに耐え難いものがありました。
だって、長期の住宅ローンを組んで、家族を守るために手に入れた家です。
自分の城です。
その家が、そんな状態にあることを、写真などを通して告げられるのです。
顔は笑っていても、心は泣いています。
奥様からこそっと。
「井上さん、うちの主人、ああはしてるけど、結構落ち込んでるのよ」
なんて言われることもよくありました。
お伝えしない方がよかったかな。
そう思う場面もありました。

でも、家の主として、ご自分の家を理解して頂いた上で、リフォームを進めて頂きたい。
家にとって、何が最優先させないといけないのかをご理解頂きたい。
そう思っていました。
それと同時に、家を持つという事は、本当にこういう事なのかな?
そう思い始めたのです。

そもそものお話し。私は・・・最終 へ続く。
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納得住宅南大阪 コンシェルジュ 井上賢一
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