2015.07.25

少し昔の話①

少し昔の話。

現在の新築事業を行う前のお話です。

 

大学を卒業した私は現在の会社のリフォーム事業部の営業としてに入社しました。

営業とは言え。

建築の「け」の字も知らない私は、

毎日毎日作業着。

来る日も来る日も現場。

大工・設備・電気・左官・内装などの職人の手元として作業をお手伝いしながら一から勉強です。

 

建築の専門学校を出たわけでもなく、

現場経験0ですから、

当然のごとく職人に叱られる日々。

「こら!井上!勝手にワシのノコギリ使うな!」

「こら!井上!もっとモルタル練らなあかんやろ!砂セメン水の配合が甘いわ!」

「こら!井上!材木違うの届いとるやないか!今すぐ交換してこい!」

「こら!井上!・・・」

夜中にうなされることもしばしば・・・。

何度リタイアを考えた事か・・・。

 

ただ、営業として入社したものですから、

現場に入り浸るわけにもいかず、

作業着のまま営業に向かいます。

もちろん、汚れた作業着ではお客様宅に伺いません。

近くできれいな作業着に着替えて訪問です。

(着替えも作業着でしたが)

 

仕事内容はほぼ現場管理でした。

でも営業としてお客様に商品のご説明からご提案をしなければなりません。

商品勉強の為、カタログの読みあさり。

現場の合間をみて、メーカーショールームで実物に触れ。

メーカー担当にしつこく電話で収まりの確認。

職人には工事工程の確認。

そうして徐々に現場・商品・営業を覚えていくのでした。

 

数年間その繰り返しの日々経て

ある時突然の店長任命を受けます。

管理職と言っても、やる事はそれまでの現場・営業に加えて店舗運営。

さらに自分を追い込めるチャンスが巡ってきました(そう書いておきます)

管理職って何をするのか。

またもや一から勉強です。

ありがたい事です。

 

それから2年に一度の転勤を繰り返し。

大阪府内全域は廻りました。

と同時に多くの家に携わらせて頂きました。

 

健全に建築されている家もある中で、

そうでない家もたくさん・・・。

どのタイミングだかは覚えていませんが、

「家の建て方って本当にこれでいいのか?」

次第にそう思うようになってきました。

 

今回はここまで。

続きは少し昔の話②で。