2014.07.28

『夫の家事のヤル気を失わせる、妻の何気ない一言とは?』

日本の共働き家族の調査を1989年から25年間続けている「共働き家族研究所」。同研究所の調査結果によると、ここ最近では若年層を中心に家事をする夫が増えているという。db728a
家事・育児関与度で世の男性を3つに分類、イマドキの夫、特に30代は、すべての家事育児に関わる「スゴカジパパ」とある程度はやる「チョイカジパパ」を合わせて76.5%が、なんらかの形で家事育児に参加しているのだ。
db728b一方、妻のほうは、しっかり家事度から3つに分類。働きながらも完璧に家事をする「カミワザママ」は若い世代ほど少なくなり、家事を効率よく、要領よくこなす「ゼンリョクママ」は各年代に分布する。家事へのこだわりが低い「ミニマムママ」は若い世代程多くなる。
db728c昔ほど完璧に家事をこなすのではなく、効率を重視する妻と、家事に参加する意欲のある夫の組み合わせがイマドキ夫婦の主流。家事を完璧にこなすことを重視しなくなった働く妻にとって、夫の家事参加は大歓迎、のはず。ところが、実態はそう甘くはなかったのである……。
・「自分でやるほうが早いしキレイ」
・「フライパンを洗ってくれたのはいいけど、汚れが落ちていなくて、結局私が洗うはめに。もう、2度手間かけさせないで〜」
・「家事にも優先順位があるんだけど!なんで分からへんの?」
・「掃除が中途半端。やるならきちんとやってほしい」
など、せっかくの夫の家事参加が、妻のためになっていないという残念な現実があった。
妻から言われるさまざまな「ダメ出し」に凹んでいるのだ。

・「洗濯物を干していたら、『バランスよく干せていない』と言われて切ない気持ちになった」
・「食事の後片付けのとき、『食器はだいじに扱ってよ』と叱られて、もう何もするもんかと思った」
・「家事の手順が妻と違って文句を言われた。もう二度と手伝わない!」
・「皿洗いをした時、『そのスポンジはシンク用!』と責められた。二度と洗い物はしたくない…」
・「妻から『後片付けが雑』と言われムッとした。せっかく料理したのに…」etc.

不慣れな夫へのアドバイスのつもりでも、言われた夫は切なくなったり、悲しくなったり、「もう二度とやるもんか!」とへそを曲げたり。

また、上級テクニックとして子どもを通して夫をほめる妻もいる。

●子どもを巻き込む策
・「子どもに『パパの得意料理をつくって』とせがませます」
・「私から直接感謝の気持ちを伝えるのは照れくさいので、子どもに『パパ、すごいね』と言わせちゃいます」

かわいい子どもに喜んでもらえれば、パパはもっと家事に取り組んでくれるはず。夫が楽しそうに家事をしていれば、「家事をすることは当然のこと」という感覚の子どもに育つだろう。小さなころから自然にお手伝いをしてくれる子どもになれば、妻の家事負担もますます減りそうだ。

 

住空間を考えることも、夫のやる気を引き出すきっかけになる。二人で立って料理がしやすいキッチン、天候を気にせずに洗濯物が干せるサンルームなど、家族をサポートする間取りの工夫をすると夫も動きやすい。
家づくりを通して、夫自身が家事参加のしやすい動線や収納、設備などを具体的に考えるきっかけにもなる。上手なほめ方と家事のしやすい住空間で、夫のやる気もアップ!